佐渡芸能伝承機構

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佐渡人形芝居発表会 その2

佐渡の 文弥人形は一人遣いです。
文楽は 三人遣い。
より人間に近い動きを求めたのでしょうか。

それぞれ
一長一短があるのでしょうが
一人遣いの良いところは動きが早いところでしょうか。

「たかち芸能祭」では
高千中学校の生徒が文弥人形を披露します。

20080813183052(1).jpg

粟津が原 巴奮戦の場 などが演じられるのですが
なんたって中学生。
やつら体力がある。
そして、場面は合戦。
舞台狭い。 と 感じるほど。
ああいう 勢いのある舞台も楽しいものです。

もちろん、遣い手がいい舞台が入りこめて最高なのですが。
    今回の真明座の 安寿・母コンビ 泣かせてくれます。

さて、文弥、文楽に限らず
首をちょっと前にだした
女性の人形の立ち姿が好きなのですが
舞台上では 常に美しい立ち姿を見たいものです。




佐渡人形芝居発表会 その1

「第22回佐渡人形芝居発表会」を見て来ました。
演目は佐渡祭譚に詳しくでているのでここでは省略させていただきます。

今回お伝えするのは
羽茂大崎の大崎座。
演目は 天神記(白太夫の場)
父親白太夫を襲う息子荒藤太を
亡霊となった十六夜が
縊り殺す場面ですが

20090802140640(1).jpg

20090802140640(2).jpg

20090802140640(3).jpg

「おっ~」という感じですか。
人形芝居の趣向は面白いです。

そういえば
昔 文楽で
「国言詢音頭」という
お侍が人を切りまくる話をみた時のこと。
最後に切られた人が
「てっぺいより二つに分れから竹割り」
に、なったのですが
正面から見て、左右にじゃなくて前後に真っ二つに分れたのが
予想に反していて
「そうなのか」
と 妙に感心してしまったことがありました。

近松の時代は
人形も一人遣いとのこと。
「曽根崎心中 天満屋の場」は
どんな趣向でやったのでしょうか。

麦飯まつり

真野新町大神宮の「麦飯まつり」
麦飯のおにぎりがいただけて
文弥人形をみることができます。

わたしは今年はいけなかったのですが
理事長と高校生の娘が行ってきました。
娘は三浦しをんの「仏果を得ず」を読んで以来
「文楽が見たい」といっていたのですが
佐渡なのでまず、文弥からということで出かけていきました。

さて、彼女の感想。
「武田と上杉が
誰かの首をはねて
これにて遺恨なし。って、
あまつさえ首を投げ捨ててたぁ。
わかんない。」

そうなんです。
文弥や文楽の筋って
つっこみどころ満載なのです。
「そりゃ、おまえらはいいかもしれないけど」
とか
「人としてどうなんだ」
とか
説教節になると
神仏ってわがまま。という感じになってしまうし。

人形芝居が成立した時代と背景が違ったり
演じられ方の違いなどで
 ( 多分昔は、見ている人は
  一幕だけやっても全体の筋を知っていたと思うので)
感情移入度合いがちがうのでしょうが。
それにしても
冷静に考えると、これはないよなって物語を
(こんな男についていくなよ ありえない  とか)
冷静に考えさせず、納得させて
(好きなんだからしょうがないか。 とか 
もしかしたらそんなに悪い奴じゃないかも、実は深い考えがあるのかも とか)
泣かせたり、
(ほんとけなげだよね。 とか)
そして大円団にもっていく。
演者の方は たいへんです。





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