佐渡芸能伝承機構

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達者 目洗い地蔵

佐渡の北に達者という集落があります。

達者

説経語りに「山椒大夫」がありますが
東洋文庫『説経節』によると
安寿は、弟厨子王を逃がした咎を受け
山椒大夫のもとで、責め殺されてしまいます。
で、日頃の信心のおかげもあったりで
無事都に上がり所領も安堵し、復讐もとげ
佐渡で母親とも再会するわけです。

ところが、佐渡で語られている話では
安寿・厨子王の姉弟は二人で山椒太夫のもとを逃れ
日頃の信心の・・・以下同文。

佐渡へ母親を探しに来ます。
母は盲目になっていて
「安寿恋しやほーやれほー、厨子王恋しやほーやれほー」
と言いながら田の鳥追いをしています。
で、「安寿が来ました」と近所の子どもがからかってたりしたんですが
いざ、本物の姫が来たとき
またからかわれたと思った母は、棒で安寿を打ち据えてしまい
奴隷生活で体力の衰えていた安寿はあえなく亡くなってしまうという内容になっています。

なぜ、そんな悲しい話になったのかは不明なのですが
ここ達者の名前も「安寿厨子王伝説」からきているそうです。
無事母子再開をはたした後
この地で延命地蔵を参り清水で目を洗ったところ
母の目が見えるようになり
「お互い達者でいたから会えたのだな」
と、抱き合って喜んだそうです。
そこから、この集落を達者
お地蔵様を、「目洗い地蔵」と呼ぶようになったとのことです。

目洗い地蔵




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